空港行きのバスによくある「リムジン(Limousine)」の語源は、フランスのリモージュ(Limoges)を中核とするリモーザン(Limousin)地方に由来しています。
言葉の変遷には面白い歴史があります。
# 語源の由来と歴史
## もともとは「服」の名前
リモーザン地方の牧羊者が着ていた、頭をすっぽり覆うフード付きのマント(外套)が「リモーザン(limousin)」と呼ばれていました。
## 馬車のスタイルへ
1900年代初頭、運転席が屋根(フード)で覆われ、客室が密閉されている形式の馬車が登場した際、その見た目がリモーザン地方のマントに似ていたことから、このスタイルの車両を「リムジン」と呼ぶようになりました。
## 自動車へ
その後、運転手と客席が仕切られた高級車を指す言葉として定着しました。
# 日本での「リムジン」
日本では、写真にあるような「リムジンバス」という言葉が一般的ですね。これは「高級な、あるいは特別な送迎用の車両」というニュアンスから、空港と都市部を結ぶ直行バスの名称として広く使われるようになりました。
語源が地方の伝統的なマントだったというのは、今の豪華なイメージからすると少し意外で面白いですよね。